KWLチャートをオンラインで作成できます。知っていること・知りたいこと・学んだことを入力し、きれいなSVGまたはPNGとして書き出して、印刷やワークシートに使えます。無料・登録不要。
KWLチャートとは、学習者がすでに知っていること・知りたいこと・最終的に学んだことを軸に、授業や調べ学習を組み立てる3列構成の思考ツールです。各列の意味は記入する順序と対応しており、KとWは教材に触れる前に、Lはそのあとに埋めます。読解教育の専門家ドナ・オグルが1986年、専門誌『The Reading Teacher』の論文でこの形式を発表し、もともとは説明文を読み解くための方法でした。以来、読解の授業にとどまらず、理科・歴史・一般的な授業全般に広く使われるようになりました。
K列は指導が始まる前の既存知識を記録します。新しい情報は、すでに持っている知識とつながっているほど定着しやすいからです。W列はその出発点を目的に変えます。生徒はテーマではなく本当の疑問を書き出すことで、読解中や実験中に探すべき具体的なものを持てるようになります。L列は授業が終わったあとに最後に埋め、もとのW列の質問と照らし合わせて確認するのが最も効果的です。どれが答えられたか、途中で何に驚いたかを書き留めます。
ラベル付きの3列だけというシンプルな形式なので、KWLチャートは紙でもホワイトボードでも共有ドキュメントでも使え、1人の生徒のノートから、クラス全体が1枚を投影して使う場面まで規模を選びません。教師は単元の導入で誤解が根付く前に確認するために使い、自主学習者はより軽い形式で、読書リストや研究課題の範囲を決める前の下調べに使います。チャート自体は何かを採点するわけではありませんが、テーマの学習前と学習後のスナップショットを簡単に比較できるようにします。

単元の前・中・後で、教師や自主学習者がKWLチャートをどう埋めているかの4つの例です。
中学校の理科クラスが火山の単元を始めるにあたり、まずK列とW列をみんなで埋め、実験と読解が終わったあとにL列に戻って記入します。
公民権運動の授業に入る前に、生徒がすでに知っていることと答えを知りたい質問を書き出すことで、教師は事前知識と理解の抜けをすぐに把握できます。
国語の教師が、海洋プラスチック汚染を扱った説明文の事前学習としてこのチャートを使い、読み終えたあとにL列を理解度チェックとして埋めます。
大学院生が文献レビューの範囲を絞るために、既存研究がすでに明らかにしていること、追いかける価値のある未解決の問い、調べ終えたあとにわかったことを整理します。
このKWLチャート作成ツールが、テーマを記入済みの書き出し可能なチャートに仕上げるまでの流れです。
授業や読解が始まる前に、すでに知っていることをK列に書き出します。短いフレーズで十分です。これは文章ではなく、最初の棚卸しです。
W列では、知識の抜けを実際の疑問文に変換します。具体的な質問があれば、あいまいなテーマ名だけよりも、読解や単元で答えるべきことがはっきりします。
授業・読解・調べ学習が終わったら、L列を埋めてW列の質問と照らし合わせます。答えられたもの、答えられなかったもの、想定外にわかったことをそれぞれ確認します。
完成したチャートをSVGまたはPNGでダウンロードし、印刷したり、ワークシートに貼ったり、ホワイトボードに映してクラス全員で一緒に記入したりできます。
どちらの形式もKとWの列は同じです。違いは、質問してから答えを出すまでの間に何をするかです。
3列で、質問から答えまで一直線
WとLの間にH列を加える

どの列見出しも授業に合わせて自由に書き換えられます。また、「知りたいこと」と「学んだこと」の間に明示的なHow列が必要な調べ学習では、チャート全体を3列から4列に切り替えられます。

チャートをさらに編集したいときはSVG、プリントにはPNGでダウンロードして、クラス用プリントとして印刷したり、ホワイトボードに映してクラス全員で一緒に埋めたりできます。

K列に10項目、W列にたった2項目だけ入れても、チャートはきれいに揃います。表全体の高さがいちばん項目数の多い列に合わせて調整されるので、長いリストが枠からはみ出したり切れたりすることはありません。
KWLチャートの作り方・使い方について、よく聞かれる質問への回答です。
知っていること・知りたいことを入力するだけで、印刷用のきれいなチャートをブラウザからそのまま書き出せます。