Figwise

科学インフォグラフィック作成ツール

データ要約や研究知見、いくつかの重要な数値を貼り付けるだけで、見出しと数個の情報ブロックにまとめた科学インフォグラフィックが完成します。フィードや掲示にそのまま使えるレイアウトです。

01概要

科学インフォグラフィックとは?

科学インフォグラフィックとは、ひとつの研究知見やデータセットを、見出しと数個のラベル付きブロックに落とし込んだ一枚の図解です。各ブロックにはアイコンと短いフレーズ、多くの場合ひとつの重要な数値が添えられ、論文の図のように読み込むものではなく、一目で把握できるように作られています。

グラフや表との違いは明確です。グラフが数値そのものを示すのに対し、科学インフォグラフィックは結論を先に提示します。専門家でない読み手にも、軸ラベルや凡例の代わりにアイコンと短い言葉で「その数値が何を意味し、なぜ重要なのか」を伝えます。

研究を、論文を読む人だけでなく、その先の読み手へ届ける形式でもあります。研究室のSNS投稿、講義スライド、博物館の展示パネル、助成金報告書の一般向け要約など、読み手が数分ではなく数秒で読み続けるかどうかを判断する場面で使われます。

アイコン付きのデータブロックが並ぶ科学インフォグラフィックを確認する研究者
02特徴

科学インフォグラフィック作成ツールでできること

データ要約を複数のラベル付き情報ブロックに分解する科学インフォグラフィック作成ツール
DATA → BLOCKS

データ要約をラベル付きの情報ブロックに変換

研究知見やアンケート結果、簡単なデータ要約を貼り付けると、見出しとなる主張を特定し、それを裏付ける3〜5個のポイントを抽出します。それぞれがシンプルなアイコンと短いラベルを備えたブロックとして描かれ、読み手が本文を読む前に一目で把握できる構成になります。

元のデータ要約に含まれる統計のみを表示するAIインフォグラフィック生成の出力例
NO INVENTED DATA

数値を捏造しないAIインフォグラフィック生成

汎用のAIインフォグラフィック生成ツールは、もっともらしいが元の文章にはない数値を平気で描き加えることがあります。本ツールは、貼り付けたデータ要約に実際に登場する数値・割合・統計のみを表示し、ブロックに数値が必要でも元の文章にない場合はラベルのままにとどめ、推測で埋めません。

縦長9:16レイアウトで表示された科学インフォグラフィック作成ツールの出力
9:16 · 1:1

縦型フィードと正方形投稿の両方に対応

現在、科学インフォグラフィックの多くはスクロールで読まれるため、既定の出力はスマートフォン画面や配布資料に合う縦長の9:16です。SNSの正方形投稿には1:1に切り替え、ポスターやスライドに幅が必要な場合は別の比率も選べます。

青とティールを基調にした落ち着いた配色の科学インフォグラフィック
MUTED PALETTE

広告調ではなく学術誌の図版に近い落ち着いた配色

ブロックは青・ティール・グレーを基調にアクセントカラーをひとつ加えた抑えた配色で描かれ、広告チラシではなく学術誌の図版に近い見た目になります。科学の伝達物としての印象を保ちます。

03使用例

分野別の科学インフォグラフィック例

4つのデータ要約、4つの分野、2種類のアスペクト比。見出しとブロックという同じ構成が、知見の内容に合わせて形を変えます。

公衆衛生:ワクチン接種と入院データ

5シーズン分の調査結果を、見出しとなる統計値、地域別の内訳ブロック、年齢層別の注記ブロックにまとめた、健康データのインフォグラフィックによく見られる構成です。

気候科学:北極海氷の減少

数十年分の衛星観測データを、見出しとなる減少率、氷の組成に関する補足ブロック、将来予測のブロックに凝縮した、講義スライドやサイエンスコミュニケーション投稿向けの例です。

神経科学の普及活動:睡眠と記憶(正方形投稿)

睡眠研究の知見を、SNS投稿に合わせた1:1の正方形インフォグラフィックとして構成した例です。記憶の再生率を見出しの数値とし、メカニズムを説明する2つのブロックを添えています。

材料科学:新しい電池化学

エネルギー密度とサイクル寿命の2つの数値を見出しに据え、製造上のトレードオフを覆い隠さず独立したブロックとして提示した例です。

04比較

科学インフォグラフィック・グラフィカルアブストラクト・ポスターの違い

3つとも同じ研究を可視化しますが、読み手も、読み手が割ける時間も異なります。

比較項目科学インフォグラフィックグラフィカルアブストラクトサイエンスコミュニケーションポスター
目的専門家でない読み手にも、ひとつの知見を数秒で理解してもらう論文の手法と知見を、他の研究者向けに要約する研究全体を、通りがかりの聴衆に物語順で提示する
長さ・形式縦型または正方形の一枚図、見出しと数個のブロック学術誌の投稿規定に合わせた一枚のパネル序論・方法・結果など複数セクションからなる大判の印刷物
想定読者一般の人、学生、SNSのフォロワー査読者と同分野の研究者学会場を歩き回る参加者
情報密度低い。重要な数値と平易な言葉のラベルのみ高い。専門用語や手法の理解を前提とする高いが、数個のブロックではなく物語全体に分散している
05仕組み

科学インフォグラフィックの作り方

データ要約からダウンロード可能なインフォグラフィックまでの流れです。

  1. 01

    データ要約を貼り付ける

    伝えたい知見・統計・研究の要約を書くか貼り付けます。要旨やレポートで使う程度の一段落で十分です。

  2. 02

    アスペクト比を選ぶ

    フィードや配布資料には既定の縦型9:16、SNSの正方形投稿には1:1を選びます。ポスターやスライドには他の比率が合う場合もあります。

  3. 03

    インフォグラフィックを生成する

    見出しとなる主張と3〜5個の補足ポイントを抽出し、それぞれをアイコン付きのラベルブロックとして描画します。元の文章に数値がある箇所には重要な数値も添えます。

  4. 04

    数値を確認してダウンロードする

    画像内のすべての数値が元の文章と一致しているか確認したうえで、高解像度画像をスライド・SNS投稿・配布資料用にダウンロードします。

* 高解像度PNGを書き出します。

06FAQ

科学インフォグラフィックFAQ

自分で作る前に確認しておきたい質問です。

* 高解像度PNGを書き出します。

07関連ツール

データを科学インフォグラフィックに変換

知見を一度貼り付けるだけで、学術誌の図版のようなインフォグラフィックが完成します。無料で試せて、デザインソフトは不要です。

インフォグラフィックを生成