学会ポスターのサイズ計算で聞かれるのは大抵この2つ——手元のファイルは何サイズまで印刷できるか、目標のポスター板は何ピクセル必要か。ピクセル寸法と目標DPIを入力するか、標準サイズを選んで逆算すれば、印刷可能サイズ・実効DPI・A0やA1など会議でよく使われるポスターサイズとの適合結果がまとめて分かります。
1030 mm × 1451 mm
40.5 in × 57.1 in1:1.41
| 標準サイズ | 実効DPI | 判定 |
|---|---|---|
| A0 (841 × 1189 mm) | 366 | 300 DPIを達成 |
| A1 (594 × 841 mm) | 517 | 300 DPIを達成 |
| A2 (420 × 594 mm) | 733 | 300 DPIを達成 |
| 36 × 48 in (portrait) | 338 | 300 DPIを達成 · アスペクト比が異なるため余白またはトリミングが発生 |
| 48 × 36 in (landscape) | 253 | 300 DPIに届かず · アスペクト比が異なるため余白またはトリミングが発生 |
| 24 × 36 in (portrait) | 476 | 300 DPIを達成 · アスペクト比が異なるため余白またはトリミングが発生 |
手元のファイルのアスペクト比がこのポスターサイズと一致していません。フレーム全体を埋めるには端をトリミングするか、周囲に余白を残すかのどちらかが必要です——下の「比率が合わない場合の処理」の例で両方の対処法を確認できます。
4ステップで完結。すべてブラウザ内で計算され、ファイルはアップロードも保存もされません。
ファイルのピクセル寸法が分かっていて印刷サイズを知りたいなら「ファイルがある」を、A0など目標サイズが先に決まっていて必要ピクセル数を知りたいなら「サイズが決まっている」を選びます。
ファイルのプロパティに表示されるピクセル幅・高さを入力するか、A0・A1・A2、よく使われる米国のインチサイズから選びます。それ以外はmm単位でのカスタム入力にも対応しています。
近距離で見る用途なら300 DPIが安心。数メートル離れて見る大判ポスターなら150 DPIで十分な鮮明さです。どちらの数値を変えても、ポスターサイズ計算の結果はその場で再計算されます。
印刷可能サイズ、各標準サイズにおける実効DPI、アスペクト比が合っているかを確認したら、実寸比の示意図をSVGまたはPNGで書き出して、資料や印刷会社への発注書に添付します。
DPI(1インチあたりのピクセル数)は印刷後の1インチにどれだけの点が詰まるかを表す数値で、ほとんどのポスターサイズ計算ツールがまず尋ねる項目です。しかし掲示板に貼られ1〜2メートル離れて見るポスターと、机の上で30センチほどの距離から見る論文の図は、まったく異なる視距離の話です。近距離の図表で必須の解像度が、ポスターでは過剰品質になっていることも珍しくありません。
研究者が実際に使うべき目安は、固定のDPI下限ではなく視距離に応じた基準です。手元で読む論文の図は300 DPIが有効です。近距離では目が細部まで解像できるためです。一方、学会ポスターはおおむね1〜2メートル離れて見られるため、この距離では150 DPIと300 DPIの見分けはほぼつきません。多くの大判印刷業者が150 DPIをポスター規格として案内しているのは、簡易オプションだからではなく、この視距離を踏まえた妥当な基準だからです。
このポスターサイズ計算ツールが埋めようとしているのはまさにこの溝です。論文投稿基準の解像度ラインでピクセル数の是非を判断するのではなく、ポスターが実際に見られる距離に対応した印刷可能サイズを示し、実効DPIが150を下回る場合は警告します——それは遠目には問題なくても、近づくと文字がぼやけて見えることを意味します。

学会締め切りの直前、ポスターサイズ計算ツールを使う研究者が実際によく直面する4つの場面です。
A0(841×1189mm)は欧州と多くのアジアの学会がデフォルトで採用するメートル法サイズです。36×48inは米国式学会での近い相当サイズですが、面積は明確に小さくなります。両方をポスターサイズ計算ツールに通してから比較し、確認せずに置き換えるのは避けましょう——余白が過剰になったり、レイアウトが窮屈になったりする原因になります。
計算結果が目標サイズで実効DPI 150未満を示した場合、単純にサイズを小さくして済ませると会場での存在感を損ないます。まずは元の図を高解像度で書き出し直すのが確実です。文字の少ない背景画像や大きな見出しだけの箇所であれば、意図的に低めのDPIを受け入れる判断もあります。
36×48in縦向きと48×36in横向きは面積が同じでも、必要なピクセルの幅と高さが入れ替わります。片方用に書き出したファイルをもう片方にそのまま使うと、引き伸ばされるか大幅な再トリミングが必要になります。図を書き出す前にポスターの向きを決めておきましょう。
4:3で作った内容をアスペクト比約1.41:1のA0枠に収めると、上下に余白帯が残るか(余白処理)、枠を埋めるために内容の端がトリミングされるか(トリミング処理)のどちらかになります。このポスターサイズ計算ツールはレイアウトを確定する前にこの比率の差を示し、キャンバス比率の見直しを促します。

「ピクセルからサイズ」と「サイズからピクセル」を、すでに分かっている数値を入力し直すことなく切り替えられます。多くのポスターサイズ計算ツールは片方向にしか対応しておらず、逆算は手計算になりがちです。

A0・A1・A2のmm値に加え、36×48inとその横向き48×36inを標準搭載しており、多くの学会の一般的な規格をカバーします。会場が独自にサイズを指定している場合は、mm単位でのカスタム入力に切り替えられます。

各標準サイズは面積だけでなく、手元のピクセルのアスペクト比とも照合されます。ピクセル数は足りていても比率が合わなければ結果に表示されるため、印刷後に一部が切れていたと気づくような事態を防げます。
学会締め切り前によく寄せられる、このポスターサイズ計算に関する質問です。
このポスターサイズ計算にピクセルを入力するか標準サイズを選び、アスペクト比が合っているか確認したうえで、実寸比の図を書き出して印刷会社への発注に添付しましょう。学会前夜にサイズ違いに気づく事態を避けられます。